最終日の今日は協会の会員による入賞作品を選ぶ審査が行われ、その後表彰式、講評がありました。
画像は参加者みんなで評をしているところです。

出品されたひとつひとつの作品についてみなさんで(ほとんど会員の意見でしたが)語り合いました。なかには心が耐えられないほどの酷評もあり、それをフォローすることもできずにいた自分がいたことに寂しい思いをしました。こういうことも現実かと思った瞬間でした。「グーで殴りたい!」と思うとはこういうことかと。
大賞は稲荷山養護学校「ミラクル3」の「軌跡 きせき 奇跡」でした。

体が思うように動かない状態でもやってみたいことが溢れている作品。大きさも迫力があります。先生方のご苦労も感じられます。
準大賞は埴生小学校「バニーホップ」の「ぐるぐるの木」です。

フォルムの異なるものをうまく組み合わせて、自分たちの持っている技能のぎりぎりまで頑張った感じがすごいです。
会場に来てくださった方に投票をお願いしたのですが、得票の一番多かった作品に送られる特別賞は埴生小学校「トリプル4」の「トイ エッグ」です。

中のおもちゃを作っている時の楽しい感じが伝わってきますし、綿を使ったのが大切にしている思いを感じさせてくれます。二つに分かれた様子が割れたときの動きを想像させます。
どれも力一杯の作品ですね。