「黒田征太郎」久しぶりに聞く名前だが、最近はどうしているのだろう?日曜美術館で取り上げていたのでビデオに撮っておいたものを昨夜見ました。85歳を過ぎてなお制作をしていました。
僕の知っている黒田征太郎は黒黒とした髭を蓄えて、鋭い線で動きのあるイラストを描いたり、K2での美しい色彩の版画の作者です。あと黒田泰蔵のお兄ちゃんということでしょう。
現在の姿は流石に老人ですが、作品は力を持っていました。


若い頃の作品ですが、美しい。 そして今。
横3メートルを超える大作です。 番組の中で見られた現在の様子は毎日制作三昧といった風で、その姿勢について僕は「よくわかる。ふんふん。」と納得したわけです。 自分の今の制作姿勢とは全く異なるのですが、これからのあり方を考えると、まさによくわかる生き方だと思い、考え方にお墨付きをいただいたような気持ちになりました。
秋明菊が咲き始めました。