夕方になるとグッと冷えてくるのでストーブをつける準備をする。
焚き付けは春に用意した庭の剪定枝を折っておいたものが段ボールに入っている。薪はここ数年ルートができて準備できている。問題はこれらの中間に「おき」として焚く適当な太さの薪が見つからないことだ。
そこで登場するのがこの斧である。
ちゃんと革のカバーで保護されている。太い薪は割れないけれど、適当に軽いので普通の薪は割ることができる。これがあるお陰で中間の薪を作ることができるわけだ。 父はこれより小さくて使い古したいい感じの鉈(なた)で木っ端の焚き付けを作っていた。
この斧で細い薪を作るのだが、うまくいくと一発で割れる。三本くらい割れば一日分は十分だ。
で、こうして毎日夕方寒さから家内を守る作業をしているのはけっこう楽しい。スギちゃんの台詞がピッタリだ。「ワイルドだろ〜!」