かなり強い雨が降り続いていたのに、午後には一転して汗ばむような陽気になりました。
それで、外の空気の中にいるのも気持ち良さそうでしたので、枝のカットの作業を今日もせっせと行いましたよ。
先日は杏の枝でしたが、今日は桜の枝をカットしました。
で、作業をしながら感じたのですが、桜の枝って花の咲き方と同じようにやさしく柔らかい感触がしました。
枝の伸び方もしなやかな感じなのです。 それとちょっと違う話ですけど、枝の表皮の模様が幹の模様とそっくりだなあ〜と、当たり前なんでしょうけれど。 これはソメイヨシノなんですけど。お茶筒に使われてる桜の皮の様子に似てますよね〜。 なんて思ってたら、また大岡信の「言葉の力」を思い出しました。桜の花のピンクは根から木全体で出そうとしてるんだっていうくだりです。 志村ふくみさんの講演会の折に、実際に桜の枝から染めた布を拝見しましたが、本当に見事なピンクでしたので感動したことを覚えています。