4月1日。新しい年度の始まりです。
今年の年頭に、達成する目標を二つ決めました。達磨さんが三つありましたので、家内が一つ僕が二つ目玉を黒く塗りました。
僕の一つ目は新しい展示会の会場を得ることで、これは名古屋の会場で依頼されましたので、すでに達成しました。
二つ目は僕の作品の中心の一つになるような新しい釉薬を開発すること、です。一年時間を掛けて方向性も確かめながら展示会を意識しないでじっくり作っていこうと思っていました。
が、これの達成に暗雲が掛かってきました。すなわち公民館の主事を押しつけられた件です。前にも書きましたが、愚痴を聞いてください。名古屋へ行っている間に他の役員が勝手に一番大変な役を決めてしまったからです。主事を経験すると次年度は館長になるということが決まっています。ので、その場にいない僕に押し付けたわけです。
令和のこの時代にこんなことがまかり通っているのです。すごい世界です。
で、会議の席でいろいろ意見したのですが、僕のほかの人は全員決議に賛成した人たちなので、何が悪かったのかもよくわからない感じで暖簾に腕押し、馬の耳に念仏(?)。却って僕がわがままを言ってるということになってしまいました。理不尽だと思いませんか。
公民館のイベントは高崎の展示会の前後に掛かったり横浜の直前か当日にかかるかも。名古屋の最中には今年と同様に人事の会議があります。ので、真面目に公民館の仕事をすると作品を作ることができないし、展示会に行くこともできないということになります。これが二年続きます。
皆さんならどうしますか?
で、僕は主事も館長も受けることにしました。その代わり真面目にやらないことにしました。自分のやり方ではないですけど。自分の人生をかけた仕事を優先するためです。自分の仕事が忙しい時には公民館の仕事は休む、あるいは関わらない、ということで。
こう決めてから、なぜか寝つきはよくなりました。新作のイメージを作る作業もできるようになりました。それが一番嬉しいことです。
こんなに苦しむ一年に、否、二年になるとは思いませんでした。丁寧に生きることができ始めていたのに、とても残念で悔しいですし、こんなに人に対してがっかりしたことはありません。みんなそんな感じなんでしょうかね。
昨年植えた花が開き始めています。