お仏壇にずっと母の写真を飾っていましたが、一周忌が済んだら引っ込めようとしてついついそのままにして、三回忌が終わったら片付けようと思ってましたがそのままにしてありました。
毎朝お線香をあげるときには、写真が目の前にありましたから自然と母に対するお線香になっていました。
で、このお盆で写真をしまいましたら、母だけでなく父も登場し、祖父も祖母も、さらに僕の知らないご先祖様にもお線香をあげる気持ちがほぼ平均になった気がしました。不思議なことです。
菩提寺では本堂の扉がいつもより広く開けられており、御本尊の阿弥陀如来立像などがよく拝めました。
思わず手を合わせることになるのですが、やはり崇拝する具体像があった方が心が動くような気がしました。
しばらくぶりに雨が降りました。静かな雨でした。