車を飛ばして駒ヶ根へ行ってきました。S井君のプロデュース兼演出の公演を見にです。
こんなことができるよう(な世の中に)になって、ほんとによかったです。
開場をロビーで待っている間の独特な雰囲気が久しぶりです。このワクワク感をたっぷりと味わいながら並んでおりました。
整理券を扱ったり当日券の応対をしたり列を作るように声をかけたり入場券のモギリをしたりプレゼントの対応をしたり席の案内をしたり、、、たくさんのスタッフの力を感じました。共催や協賛も含めた運営に関わった方も少なくないはず。
もちろん演劇そのものに携わっている人たちは長い間の準備を重ねてきたわけで、この二日の上演のために発せられたエネルギーはいかほどであったか!
開演すぐのコーラスの迫力にすぐ興奮させられました。そして最後のコーラスまで、出演者の熱に圧倒させられました。久しぶりで感動してますわ。
カーテンコールで出演者と観客との触れ合いは最後です。別れを惜しむように何度も何度も、ほんとに何度も登場し惜しむ拍手を浴びておりました。彼女たちのこの上演に賭けた気持ちが伝わってきました。
感想を書いてスタッフに手渡したら、ロビーにS君がいたのでわずかの間でしたが旧交を温めました。「遠くから来てくれた甲斐はありましたか?」ありましたとも! 彼は本職を別に持っていますが、中学生の時からこのような世界の住人でした。みんなで作り上げることは大変だということはわかります。しかし、みんなでこんな素晴らしいものを作り上げられたことで、きっとみんな幸福を味わっているに違いないと確信しています。 こんなことに携わっている彼はきっといい人生をいっていると思いました。 こんな世界が戻ってきて良かったなと思います。