いつも仕事中はCDで音楽を聴きながら(JUJU様など)の制作なのですが、今日はそれなしで続けました。
近所の犬の鳴く声が聞こえてきたり、救急車が通り過ぎる様子が遠くに聞こえたり、静かでした。
そんな空間の中で、ひとり筆を持って彩色したり土を削ったりしてカップを少しずつひとつずつ完成させていく時間は、とてもいいものだと感じていました。
期限に間に合わせなければならないプレシャーで脂汗を浮かせながら仕事するのではなくて、ゆっくりと進めていく毎日が続くといいな〜などと思っておりました。こんな感覚は初めてかな。 が、そんな職人さんみたいな生活は望むべくもなく、実際には冷や汗や脂汗をかきながら新しいものを作り出していくのが楽しいのですわ。そういう環境がありがたいのです。 若い頃は今を感じる余裕がなく、意識は常に明後日の方に向いていました。今日を感じることができるようになったのは、自分の仕事を少しは客観的に見られるようになったからかな。 自分で制作の環境をデザインすることができるように頑張りたい。