母屋の片づけを少しずつ進めていますが、母が几帳面というのか?なんでも整理して取っておいたのには驚きます。契約書とか重要書類ならわかりますが、電気料金とか電話のそれとか、、、みんな分類して保存してありました。九十過ぎまで一人で生活する形でいましたからね。この数年は書類の管理は僕がやっていましたのでいい加減に積んでいましたけど、それでもわかるようにしておかないと機嫌が悪くなりましたからね。
なので捨てるものが多くて大変です。
でも、取っておく性格だったおかげで父の関係のものも残っていまして、父が退職後に始めた篆刻の作品や道具とかも残されていました。それからびっくりしたことに、通信教育をやっていたことは知っていたのですが、、、その修了証書が出てきました。父は100点取らないと気が済まなかったみたいで、取れなかった時には添削されて帰ってきても母には見せなかったとか聞いておりました。
で、その修了証書がまとめられていて、その講座の数が25にも及んでいたのには驚きました。
草取りや野菜づくりをして、年末になると篆刻をして、、、などのんびりと晴耕雨読の生活だったかと思いきや、日本語や古文や西洋美術史や日本美術史や僕の影響なのか焼き物の講座まで受けていて修了していました。 若い頃から勉強家だったことは聞いてましたけど、やっぱり勉強家だったんだなあと今更ながら驚きました。人に知識をひけらかすこともなかったし。 母の人生を思い浮かべることの多かったこの頃ですが、今や父の人生の一部を思い浮かべられる日々となって無口な人だっただけではなくて別の輪郭線が見えてきてなんだか嬉しいです。
素麺の時にやってみたトマト玉ねぎジャコのトッピングを冷やし中華で挑戦しました。
ミョウガやシソ、キュウリも加えましたからまるでサラダ冷やし中華となりましたけど、ジャコのカリカリ食感と玉ねぎの粗微塵食感とシソの香味とトマトの旨味が美味しかったですよ〜!