いくつかのシリーズを持っていますが、不思議なものでその日によって出る作品のシリーズに偏りがあるときがあります。
昨日はほとんど完璧に織部のシリーズの作品が出ました。
で、今日ははぎあわせ の日。それも完璧に、です。不思議なものです。 地元での展示会とは違って、都会のデパートでは大勢の知らない方々と出会いますので、いろんなお話をします。もちろん作品を買う関連から家族の話や趣味の話、仕事の話、食べ物の話、花の話、環境の話、酒の話、、、などです。 ところが陶器とは全く関係なく奥様を亡くされたお話を聞くことがありました。 以前に、ご主人を亡くされた女性が久しぶりに外に出て器を気に入って買ったことで気分が変わったと喜ばれたということがありましたが、この方は奥様がいなくなった悲しみからどうしても抜けられないという話を全く知らない僕を相手にせずにはいられなかったのですね。男はダメだね、と悲しそうな目で言われました。 気分を変えたい時にはちょっと歩いてお買い物をするのがいい、と聞きますが、、。僕も男だから(なのか?)この方の気分を変える言葉が見つからない。すみません、と言ってその人は去って行きました。人にまみれにきて、人混みに塗れて行ってしまいました。どうすればよかった?