枯れ草の茎にはカマキリの卵がところどころにあります。
産みつけられたその高さに依ってその冬の雪の深さを測ることができる、と聞いたことがあります。その生物特有の予知能力で子孫の生命を守る行動をするというそれですね。
で、アメリカハナミズキの枝にもそれはありました。
でもこれはかなり高い位置です。地上から2m近くのところなんです。ということは?そういうことでしょうか?
草の処理をしていると赤ちゃんを抱いた若い男性が声を掛けてきました。 実は家の向かいの土地は売り土地になっていて、それで、家を建てたい人たちがときどき見学に来ているのですが、そんな家族の人だったわけです。 いろいろ尋ねられましたよ。車の騒音のこと、お祭りの参加の様子、区費などのこと、駅までの時間、ゴミの処理のこと、近所の人付き合いのこと、学校のこと、臭いのこと、などなど。新しい生活を始めるについての心配があることが手に取るようにわかります。 自分は生まれた土地にいますから、みなさんがどんな気持ちで住む土地を決めていくのかよくわかりません。学生のときにアパートを探す感覚とは明らかに違うでしょうしね。 でも、新しい土地に将来への希望を持って探していることは間違いないでしょ。ある意味リセットだし、そう何回もできることではないのだから重大な人生の決断でもあるだろうしね。楽しい時期だよね。味わってみたい気もします。