昨日の話で釉薬の濃さについてが出てきましたが、今日ちょうど釉掛けをしましたので、、、。
釉薬を鉱物の状態から作るときには主に重さが大事になります。酸化銅1に対して灰が6で長石が3で、、、という対比を元にして、全体の重さに対して酸化銅は何グラムで、、、というふうに。昔は重さで計ったかもしれませんが、たぶん量で計ったんじゃないかなと思います。藁灰百枡に対してべんがら十枡で、、、といった具合に。
いい配合にしたものを水で溶いて釉薬にするわけですが、その濃さは比重が大事になります。
今は濃度をボーメ計(比重計)で計ります。
水は1ですので、ボーメは1.4とか重くなります。 ここをしっかりやらないといつまでたっても濃さの問題は解決しないわけです。大事なのは経験値だということになります。