先にどちらが見えるのでしょう?お料理の本を見るとき、僕はもちろん器を見ます。どんな器が映えるのか?どんな器が驚きをもたらすのか?と言った具合に、です。
今夜の我が家の夕食に、かなり前に作った粉引の片口鉢が登場しました。
粉引なので口縁が欠けてしまいました。が、手前味噌というか自画自賛になりますが、久しぶりに見たこの器の形は「いいじゃないか!」と思いました。
当時はほとんど感覚的に美しい形を探していました。けれど今でも納得できる形です。
さて、もうひとつの主役の「中身」ははるみさんのお料理だそうです。このつくねにワサビをつけて食したのですが、甘めのソースにワサビ独特の辛味が鼻から抜けてとてもおいしかった!お肉とワサビはとてもよいコンビネーションなんですね。最近はマリアージュとか言うんですかあ?調味料の場合には使わないんですかね?いずれにしても、はるみさんのお料理は温かいですね。