注文をもらうと勉強になることが多い。ことに、今回のようにサイズを指定されると(デザインの位置が変わることになるので作りにくいことも事実だが)へえ〜!と思う。
はぎあわせのC&Sをいくつか作るのだが、今日はカップの方を作り始めた。ひとつ作り上げてみると、自分の抱いているカップのイメージと異なるので、注文主の抱いているイメージがわかってくる。「へえ〜!」と思い「なるほど!」となるわけだ。 今回はさらに、はぎあわせの重ね目をハンドルの180度向こう側にしてくれという指定なのだそうで、そのことにも驚く。その位置だと感覚的に使いにくくはないかとギャラリーに尋ねると、注文主はその方がおもしろいだろうという考え方だったということだ。ので、そのように作っている。焼き上げてみると答えは出るだろう。 それにしてもこのところ京都からの依頼が続いている。偶然なのだろうが、土っぽい感じの僕の作品に京都の人から注文が来るのは不思議だ。