増上寺と東京タワーの前を過ぎ、アクアラインを通って千葉県へ。 先日深澤先生から佐倉市立美術館で先生の展覧会がある旨の連絡をいただいていたので、帰り道に見て帰ろうと計画していた。で、せっかくなので先生にお会いしていこうと思い、突然でご迷惑かもと思いながら玄関のベルを押した。7月1日に92歳になられた先生は痩せられてはいたが、力強い握手で迎えてくれた。お元気なお姿を拝見できて、よかった。お話の中の「オッケー!」は相変わらず粋な感じで懐かしかった。
田舎道をひた走り、najaのお二人にも久しぶりに会った。
ここで何年かぶりに展示会をすることになった。来年の6月。 佐倉市で深澤先生の作品を見、30年ほど前に放映されたNHKの「土曜の美」を見た。ああ、先生はこんなふうにエネルギッシュだった!ことを思い出した。熱のこもった語りがやはり魅力的だ。車を走らせながら、いろんな思いが浮かんで。 同じ佐倉の川村記念美術館では Cy Twombly の写真などの展覧会を開催中だ。
田舎の山の中なのに大勢の人が訪れていた。作家の描画の手の動きをたどることや制作過程を想像してみることなど、1点1点頭脳を働かせながら見た。レンズのこちら側に同じように立ってシャッターを押してみたり、楽しく充実した時間だった。