ユネスコの世界記憶遺産に南京事件を登録したことについて、安倍ジュニアは「じゃあ、お金は出さないよ!」と言う。自民党の議員の中にも強硬な態度を見せるべきだと考える人たちがいる。アメリカのまねをしている。
菅官房長官の言い方にも、日本軍による一般人の大量虐殺を認めないわけではないといった曖昧なものを感じる。事件が事実であることははっきりしている。2万人が30万人に増えているとしても、日本人が起こした事実は事実である。今回や最近の中国のやり方が気に入らなくても、である。できれば伏せておきたいことも、認めようよ。
アメリカのまねをして金にものを言わせるようなやり方、数の力でねじ伏せようとするやり方、多勢に身を置いて野次を飛ばして喜んでいる姿、など、うんざりである。
アメリカが一番なぞとみんなが思ってはいないのだ。安倍ジュニアの考えるこれからの日本とは違う立場の国になれるといいと思う。
ホトトギスが咲いていた。
平和ボケでもけっこう。