いろんな言葉があって、でもどれにも似ているようで似てない心の働きがあって、心地のよい時間があった。
姉夫婦が訪ねてくれた。母の様子を見たい姉とその気持ちがわかる夫と。わざわざ来てくれるという義理の息子をちゃんと迎えたいという母がいろいろと考えて歓迎した。
兄が(文字通り)打ち込んでいる能面を持参して、その大切な品を母にプレゼントしてくれた。
小面(こおもて。若い女の面。)である。僕はもちろん素人だが、たいへん気の行き届いた緊張感の感じられる作品だと思う。 このような大事なものを譲ってくれるということに母も感動した様子だった。 さりげなく過ぎていったこの時間に感謝したい。 それにしても、一緒に連れてきたピッピ(犬です。犬と書くとなんか違うような気がするナ。)のかわいいこと!僕も犬を飼いたいと、じつは思っている。