横浜、大阪の展示会を前にして、制作三昧の日々が続いている。母や家内を病院へ連れていったり食料品を買いにいく以外はほとんど遠くに出かけない。制作の思考の継続ができているのはありがたい。
そんな中での楽しみといえば、音楽を聞きながら仕事をすることで、BGMとしていくつかのCDをかけて聞いている。携帯電話の向こうの人にはご迷惑をおかけしています。
最近のお気に入りはSTINGである。
と言っても、STINGとのおつき合いはもう十数年になる。聞くようになったきっかけは「SHAPE OF MY HEART」に出会ったからだ。 ご存知の方も多いと思うが、この曲はLuc Besson監督の映画「LEON」の最後のシーンで流れる切ない曲だ。今はなぜか「ドラえもん」になっているJean Renoと、後に「Black Swan」の主演をしたまだ幼いNatalie Portmanのふたりの奇妙な恋愛ストーリーだ。 曲の詩の内容は理解するのに難しい。カード(トランプ)を扱っている男のことで、一部はこんなふうだ。<、、、スペードは戦士の剣。クラブ(クローバー)は戦争の兵器。ダイアモンドは金。でもそれは僕のハートの形じゃない。、、、> 陰鬱なメロディがなぜかしっくりくる。