網戸の網を取り替えていたら元区長さんが庭の様子を見にきて、オクラの苗を持ってきてくれた。
実は今年、オクラの苗を二度植えたのだが、二度とも溶けて消えてしまった。土が合わないんだろうと考えていた。今度はどうなんだろう?けっこう成長した苗だから赤ちゃん苗よりは強いかもしれないと期待している。
手前のがオクラ。トマトもいい感じに育っている。皮は少し「こわい」(通じる?)が甘みがあっておいしいトマトだ。
テレビで「集団的自衛権」について報道している。話が始まった頃にはどういうことなのかよく呑み込めなかった。反対している人たちが「戦争になる」と言っていた。正直に言って、これもよくわからなかった。党首討論の茶番劇のおかげで少しは理解できるようになった。閣議決定されてさらにわかるようになった。 街頭インタヴューでひとりの女性が息巻いていた。「あの方は(遠くない将来には)お辞めになるんでしょう?決めるだけお決めになって。ご自分で真っ先に戦場に行く気はおありなんでしょうか?」 僕はまったくその通りだと思った。イラクを戦場にしてしまって混乱を招いた張本人のブッシュジュニアは、現在田舎暮らしを満喫しているらしい。イラクの混乱がさらに深まっているこの時に。そんなことを考える。アベジュニアも銀のスプーンをしゃぶりながらおじいさまのお話を聞いていたのだろう。 日本の母はみんな恐れている。我が子が戦場に連れて行かれるのではないかと。父も怒っている。日本を軍国にするなと。同盟国が戦争を始めたら自衛隊が戦場に行く。自衛隊から辞めていく人がたくさん出るだろうから当然徴兵制になる。「お国のため」ではなく「同盟国のため」に。 この国は平和主義を捨ててどこに向かおうとしているのか?第二次大戦前夜の雰囲気に似ていると、経験者は感じている。僕たちは何をどうやってしていったらいいのだろう?