梅雨時に咲く花と言えばアジサイでしょうが、この花も梅雨に先駆けて咲いてくれます。
シモツケです。少し開き始めたところです。家の庭のシモツケはややおとなしい色のものです。紅い色が強い種類のものを見たときにはその鮮やかさにびっくりしました。おとなしい花だとばかり認知していましたが、強い種類のその花とそれを持つ人の個性を今も同時に思い出してしまいます。イメージとは恐ろしいものです。
もうひとつ、この花も咲いています。
ライラックです。以前にもご紹介しましたね。この花の蜜を求めてクマンバチがテリトリーにしているので、郵便箱を覗くのも命がけです。あ、この花は郵便箱の上に咲いているのですわ。もしも手紙か葉書を送っていただいて返事が遅いときにはクマンバチのせいだとご容赦ください。
ところで、梅雨入り宣言は行われたのですかね?九州などでは強い雨で集中豪雨のような雨量になっていたり、被害も出ているようですね。でも梅雨ってこんな降り方でしたっけ?
昨日たまたまテレビで天気の解説をしているのを見かけたんですが、それがおもしろかった(興味本位の発言で申し訳ありませんが)。「明日あたりに気象庁から梅雨入り宣言があるかもしれませんが、わたしはまだ梅雨入りだとは思っていません。」という趣旨の解説を気象予報士のM氏がしていました。今回の雨は太平洋高気圧の弱さによるジェット気流の南下によってできた大陸の寒気が渦になって南の湿気った空気を呼び込んで起きる大雨であるので、梅雨前線による通常の梅雨の雨とは異なるのだと。この後再び猛暑がやってくるので梅雨入りはその後15日ぐらいになるだろうと彼は言っていました。気象庁からのお達しもありながら独自の予報を展開するなど、わくわくしません?彼がこの発言をするについてはいろんな葛藤があったに違いないのですが、それを乗り越えちゃったのが痛快ではありませんか?それとも僕が知らないだけで、彼はよくこのような解説をしているのでしょうかね。あ、ちなみに、間違えてもらっちゃあいけませんが、「倍返し!」とか叫んでるドラマに快感を覚えている人には僕は共感しませんからぁ。