織部花入れをお客様にお届けするために大阪に行ってきた。以前から話題にしていた大きな花入れをふたつ見ていただいて選んでもらうためだ。
M邸の玄関に実際に置いて見比べると、それぞれの作品の趣が異なっているのがよくわかる。ご家族のみなさんにじっくり見てもらって、あとから作った耳付きのものが選ばれた。僕もこの方が玄関の雰囲気に合っていると思ったのでよかった。
しかし画像を撮ろうとカメラをちゃんと用意していたのにみなさんとのお話に夢中になってしまい、すっかり忘れてしまった。残念だ。
実は車には花入れだけではなくて家内も載っけてきた。結婚記念日が入院中になってしまって何もできなかったのでその代わりだ。
京都のホテルに着いたら間もなく携帯が鳴った。京都のギャラリー「にしかわ」の店長さんからだ。「今、京都だよ。」「エーッ!」って、こんなこともあるんですねえ。店長のAさん曰く「以心伝心」というわけで。

錦の通りを知らない家内を京都案内しながら「にしかわ」へ。偶然の出会いのびっくりをみんなで再確認しあった。注文をいただいて、さらにテーブルをまた(一ヶ月間)貸していただけることになった。そのお話のための電話だったのだ。だが顔を見ながら話ができるのはやはりいい。話が具体的にふくらむからだ。
そして歩いているときに見かけてその構えの雰囲気が気にかかっていたイタリア料理のお店で食事をすることに。店内は期待に違わずシックないい感じだ。お料理も工夫されておいしくて満足だ。話し上手なハーブのアドバイザーに結婚記念日のやり直しのくだりを話したらハプニングのプレゼントがあった。

花火のパチパチしたメッセージプレートだ。信州からのエトランゼにチョコレートの五山の送り火デザイン。スタッフのみなさんからの拍手に照れた。
嬉しかったので帰り際にみなさんの記念撮影をさせてもらった。

「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」のスッタフのみなさん。忙しいのにすみませんでした。グラッチェ!
翌日帰宅してからさらにハプニングの顛末。いろいろ大変です。