ルッコラの芽が出てきている。

またおいしい葉っぱに成長してくれ!
「市川さんてもっとシンプルに生きてるのかと思ってました。」と言われたことがある。どういうシチュエイションの時の発言だったのか思い出せないのが残念なのだが。
陶作家というと、焼き物を一心不乱に作っている姿を想像するのだろうが、実際にはそういうわけにはいかない。くうねるあそぶはもちろんだが作って売るという行為もあるのだ。なのでそこには人が介在する。人が介在するとそこに摩擦が生じることもある。昨日の電話事件のように快適(かどうかはわからないが)な日常の中に片腕の袖をまくり上げて侵入してくる輩もいるのだ。こういうとき、どうするか?
集団的自衛権とかいってなにやらよくわからないことをごちゃごちゃ企てている奴らがいる。高度な政治的な動きだから僕にはよく理解できていない。しかし傾向は分かる。どこに向かっているのか。
好戦的な人種はいる。権利を主張するのが当たり前の習慣の国もある。企業の論理を押し付けて自分の土俵で相撲を取ろうとする人もいる。我々はこういう中で生きていかなければいけない。
以前の職場での合い言葉は「子どもたちを戦場に送るな!」だった。振り返ってみると、残念なことだが積極的に戦争について教えることはしなかった。いや一度だけあった。「友だちと口喧嘩したらどうするか?」から話は始まった。喧嘩には終わりはない。エスカレートして武器は高度なものになるし仲間を呼ぶことにもなる。戦う理由や裏付けも付いてくるだろう。個人レベルでは許すことができても、同じ恨みを持った仲間ができたらそうはなかなかいかなくなる。どうする?