昨日のことになるが、Mさんが来てくれてタマビ校友会の助成金申請のための書類を持っていってもらった。正確には、申請書を作るための資料になるのだが。

これは何かというと「千曲アートコンペ」に資金の助けをしてもらうためだ。タマビ校友会は、卒業生がその地域でアート活動をするときに資金の一部を提供してくれるのだ。昨年Mさんが僕の活動を知ってくれて、この助成金のことを教えてくれた。千曲アート協会ではこどもたちのデザイン活動について来年度は新しいことをする計画で、広報に少し資金が必要になると考えているので、これがOKになるととても助かる。で、校友会の長野県の責任者になってくれているMさんに、この申請をお願いしたわけだ。
ところでMさんとは、僕が学生のときにタマビの助手をしていらっしゃって、それ以来いろいろとお世話になっている人だ。版画科に入ったときに強面の人がいて、なんとなくこわいナと思っていたんだが、しばらく同じ時間を過ごしていると全く印象と異なる面倒見の良い人だとわかった。
Mさんの高校時代の美術部の友人と話をすると「Mは変わった。昔はあんな感じではなかった。」と言う。自分のことよりも人の面倒ばかり見ていることを知っているからだ。
若い頃、東京から車で帰るときにMさんご夫婦の車が先導してくれたのだが(まだ関越道路も途中までしかできていなかった。)、群馬県内で僕の車のエンジンが故障してしまい、その修理のために6時間も一緒に待機していてくれたときは、本当にありがたいと思った。というか、申し訳なかった。直った車でMさんに先導してもらいながら真夜中の山中をひた走ったことは今でも鮮明に覚えている。
やじろべえの小山さんも「素敵だね。」と言うくらいだから、ほとんど「太鼓判付き」の人の良さなのだ。
で、また僕はMさんにお世話になる。いろんな人にお世話になって生きている。