クリスマスという頭があんまりなくて、それより年賀状とか注連縄とかお年取りやお正月の準備をしなくちゃ!ということが重要な課題で。
でも、正月明け早々に大阪はなんばでの展示会がありますので、ほんとのところ気持ちはそっちに向いているのです。ケーキ皿のデザインなどひとつひとつ変えているので、それを考える時間のなんと楽しいことか!
しかし現実には、任されている区の広報という仕事もこなさなきゃならない。今日は朝から「注連縄作り教室」があったので、それの取材に行った。

こども育成会の主催で、長生会というお年寄りの有志の会員の協力で開かれた。小学生やまだ就学していないこどもたちとその親など大勢集まった。何人かのお年寄りが先生になってくれて、それぞれ輪になって縄をなった。

若いお父さんやお母さんはこどもたちと一緒になって(というか、こどもに教えたいからね)、一生懸命に先生の教えに耳を傾けて作っていた。自分で会得したことを次の世代に伝えることは重要だ。親が尊敬されるひと場面も作ってくれる。

僕も30年ほど前に注連縄の作り方を教えてもらって、こどもたちに教えたものだ。自分の家のものは自分で作っていた。
それが今では、注連縄はホームセンターで買うものになってしまっている。松がついていて紙垂(御弊)もついていて、一対になったものが数百円で手に入る。今日の教室でも、わらが余ったので「持っていっていいよ。」と言われたのだけれど、自分で作っていると時間をとられてしまうのでもらってこなかった。
年末はなにかと忙しいのだよ。