「とがび」そうです、戸倉上山田中学校美術館です。一日だけ学校を美術館にしよう!ということなんです。たくさんの教室を使って個人や集団で表現をしています。
僕はすぐに「中心になる先生は大変だろうなあ。」と思ってしまうんです。「施主気持ち(せしゅぎもち)」を汲む、というのだそうです。でも、こういう元気のある先生がいてくれることは幸せですね。自分にはここまでのアイデアはなかったナ。
中学生もビデオ作品を発表します。
よく見えないかもしれませんが、床にゴム手袋の手がたくさん敷き詰められています。
こうして育った生徒たちの中にはその後も(今年から)とがびに参加する人もいます。美術系の学校に行っている人もいましたが、そうではないけど制作を続けている人にも出会いました。そのことは状況的にかなり大変なことだと思うのですが、実践している事実はきっと多くの人に勇気を与えてくれることだと思います。
近くの高校の美術部の人たちも参加しています。
ライブパフォーマンスをしている子たちもいました。アクションしながら神経を尖らせていくことができれば、さらに方向がはっきりしてくるでしょうね。
青い海の水の中から頭を出して水面上を眺めると
こんな風景が望めました。展示空間に恵まれれば、もっと感じるものがあったように思えて残念ですね。
しかし、このようなパワーはすごいですね。表現したい!見てもらいたい!という力がすごいです。