田島征三とアールブリュット展の搬出作業が行われて、会場だった「アートまちかど」の2階も寂しくなった。

田島さんの木の実アートの作品も梱包を待っているという状態の場面です。
かたづけながら、「お祭りの後みたいで寂しい」という感想もあった。準備期間が少なくてあたふたとしながらの実施であったが、大勢の力が合わされてできあがった展覧会だったのでそんな思いも湧き上がってくるのだろう。
入場者数はアートまちかどの年間入館者数の5年分ぐらいはあったのではないかと聞こえてきた。しかし、この元となる数字自体が寂しいものだから素直には喜べないものがある。われわれ実行者にとっては「もっと大勢見に来てくれればいいのに。」と思う数字なのである。家の近所を見回してみても(記帳の様子から)半径100メートル以内で一組のご夫婦だけである。もっとたくさんの人に見てもらえるようにするには、反省すべき点がたくさんありそうだ。
最後に、千曲市内にある稲荷山養護学校にも出品してもらいましたが、その生徒の作品のいくつかを見てください。

焼き物の得意な先生がいらっしゃるので、今回の作品はすべて焼き物です。

先生も今回の展覧会を見て、こどもたちの表現の動機づけについて考えさせられるものがあったと感想を述べられていました。嬉しいことです。