見舞いの帰り道に、杏の里板画館に寄った。もうすぐ始まる「ART BRUT」の展示会の打ち合わせにM氏を訪ねたのだ。搬入や搬出について詰められるところを探った。
周りのたんぼは稲が生長して瑞々しい緑の野となっている。

緑は希望の色だ。昨年もそうだったし、一昨年もそう。来年もこういう風景が見られるかもしれない。だが東北の太平洋側では塩の被害でこういうふうにはいかないのだろう。
展示会に出品してくれる稲荷山養護学校に、搬出入に当たってくれる先生の派遣申請書を提出しに行った帰り道、東の空に虹をつかまえた。