山崎さんのテーマは「有機ー無機」です。
僕にはよく理解できませんが、釉薬の溶融による様態の変化のことのように思えます。

最後の画像は焼き締めのようですので、テーマとは無関係のように思いますが、個人的に欲しいです。
村越さんのテーマは「茶盌(ちゃわん)にこめて」です。テーマ通りたくさんの茶碗が展示されています。

これだけ並ぶと迫力があります。村越さんは今年92歳です。自分がその歳になってこのような仕事ができるかと問われれば?答えはもちろん「きっと無理でしょう!」ですね。
僕が気になった作品ふたつを載せました。銀箔を使ったものです。箔が破れているような形状になっているのはなぜなのでしょう?ガラスの作品ではよく見られる表情ですが、やきものではなぜかな?箔は膨張によって破れます(ガラスは中を拡げると外に広がる。)が、土は縮みますからねえ。焼き上げてから箔を載せて「きせガラス」にしてあるのでしょうかね?娘さんがガラスをなさっているので、それは可能か、と。今度訊ねてみます。