なぜか「爆発」と言います。素焼きをしている時、突然(多くは150度から300度の間くらいのときですがね)「ボン!」と鈍い音がするときがあります。成形した土の中に水分が残っていたりすると、それが急激に水蒸気になることで膨張して、一気に土の外に出ようとするので起こることだということです。土は粉々になってしまいます。
ずいぶん長い期間干しておいたんだけどなあ〜。今回の素焼きで爆発しました。そうなることを恐れて窯の温度をいつもよりゆっくりと上げたんだけどなあ〜。厚みがあり過ぎたかなあ〜。はあ〜。

覗き穴からはふつう炎しか見えないはずなのに、土の塊が重なっているのが見えますね。爆発の勢いで飛び散った土の塊が壁にぶつかった後下に落ちて重なったのです。
どうやら大きな作品がだめになったみたいです。三つぐらいでしょう。今までにない形ができたのに、残らない。僕の記憶の中だけだ、残るのは。はあ〜〜。