正月開けの大阪での展示会に向けて作陶三昧の毎日です。風邪をひいたり、いろんなことが人生では起こりますね、で、予定がずいぶんと遅れてしまって、忘年会のお誘いを断ったりしています。
で、こんなときに気持ちを乗せてくれる音楽のお話です。
このところ毎日聞きまくっているのがローリングストーンズです。これが仕事にとてもいい!心地よく土がいじられるのです。

今、テレビのドラマで使われている「JUMPIN' JACK FLASH」のお陰なのでしょうか、ストーンズのベスト盤が出ているのを見つけて早速買い求めました。3枚組です。「COME ON」から始まって、「SATISFACTION」「RUBY TUESDAY」「HONKY TONK WOMEN」、、、なんて聞いていると懐かしくて素直に耳から気持ちに入ってくる。
同世代の方ならわかるでしょ!
ストーンズは中学校の頃からですね。世はまさにGS時代。スパイダーズ、ブルーコメッツから始まってワイルドワンズ、タイガース(ズではない)、テンプターズ、ジャガーズなど。その後オックス、カーナビーツ、、、とグループサウンズと呼ばれる音楽の時代が続いて行く。その裏で洋楽としてビートルズが人気となっていきました。
ここは田舎ですから、当時音楽を聴いてる仲間はあまり多くなく、クラスでも数人が興味を持っているくらいでしたかね。ですから、ストーンズなんてほとんど知られていなくて、初めて買ったLPレコードが「ベガーズバンケット」だった僕なんかは「SYMPATHY FOR DEVIL(悪魔を哀れむ歌)」や「STREET FIGHTING MAN」を聞きながらワルぶってたわけですナ。
当時の僕は、知ってはいけない世界を覗いているみたいで、ドキドキしながら麻薬をこっそり味わっている感じでした。
いまでは麻薬でもなんでもなくなってしまいましたが、それでも「GIMME SHELTER」や「ANGIE」なんかを聞くとミックの声やギターの響きにグッときています。
あしたも心地よく仕事ができるでしょう。