織部の窯を開けた。織部の時はいつも「うまくいっていますように。」と祈る気持ちで開ける。
二窯焼いたのだが、窯がちがうと焼き上がりも多少変わってくる。結局どちらの窯からもよくないものが出て4分の1ぐらいは捨てた。そのかわり気に入った皿もできた。
今回は久しぶりに香炉も作った。秋の地元での個展で香炉もテーマのひとつに考えているから少しずつ作っていきたいのだ。
渋抜きをして乾かしている状態だ。渋抜きをすると緑色がつやっつやになって美しく生まれ変わる。
お一人様用にも使えるサイズのどら鉢だ。全部の面に立体的な模様を入れた。僕の作品をよく知ってくれている方はご存知だと思いますがーもちろん裏面にもだ。9日から始まる横浜の展示会に出品するつもりだ。