この冬初めてストーブに火入れをしました。この二三日寒くありませんか?我慢できなくなってしまったのです。
少しずつ薪を用意してありましたので、今日はついにストーブを焚いたわけです。(この時期になるといつも「ありとキリギリス」のお話を思い出します。)
せっかく積み上げた薪を崩して使ってしまうのはなんだかもったいないような気もしますがね。

夏の季節にはしまっておいた道具を引っ張り出してきて、ストーブのガラスを拭いて、牛乳パックを裂いたものに火をつけたら細い枝から燃していきます。だんだん太いものを加えていったら、いわゆる薪を放り込むわけですね。
すぐに暖かくはなりません。灯油ストーブやガスや電気の手軽さはありません。3〜40分に一度は薪を追加してやったり手をかけてあげなければなりません。ですが、この緩やかな暖かさが好きです。それから二次燃焼のオーロラのような炎を見ているのもたまらなく好きです。
しかし部屋はすす臭くなりますな。しかたありませんが。着ているものもきっとすす臭いのでしょうね、自分ではわかりませんけど。ま、タバコ臭いよりはよっぽどいいか。お風呂に入ると自分の髪がすす臭いのがよくわかってびっくりします。
それにしても薪の形はどれをとっても美しく感じます。なぜなんだろうなあ?