ちょっと遅いニュースですよね。でも、家のガクアジサイはやっと今頃になって咲いております。去年の暑さでやられたのかずいぶん茎が枯れてしまっていたので刈り込んだのですが、なんとか成長して咲いてくれました。

アジサイは色が移り変わりますね。パステルカラーで美しい変化なのですが、、、。京都では、お料理にアジサイが添えられていたら「もう来ないでください」という意味だとか。心変わりを嫌っての風習でしょう。もっとも、迎え花の意味で添えられていることもありますから、それは状況にも寄る意味深長な約束事ですね。それにこういうことは一方だけが知っていたら困ったことにもなりますね。
ところで変化と言えば(少しこじつけ?)先日終了したばかりの上田の陶磁展の来年への企画会議が開かれまして、話し合った結果、今までとは少しスタイルを変えて臨むことになりました。
上田陶磁展は隔年でお花の先生方とのコラボレーションということをしています。われわれ陶作家の花器にお花を生けてもらうのです。昨年この年でしたので来年がこのお花の年になります。
で、いろんな問題意識が陶作家の側にありまして、なんとかいい方向に解決したいということで頭を悩ませていたわけです。「いい方向に」というのは、話し合いの中では陶作家にとっての「いい方向」とうことでして、お花の先生方にとってはどうなんだろう?ということについて僕は何かいい言葉で表現したかったしいいシステムを考えたかったのですが、うまく言い表せられずに終了してしまいました。
最近だめですねえ。表現力が乏しいですよ。いい解決方法が見つからないですよ。作家のみなさんにもたぶん伝わってないと思います。何が足りないんだろう?
で、僕の心配をよそに、会としては新しい方向をお花の先生方に提示することになりました。結果的にこれでよかったのかな?などとも思っています。結局お気楽?