京都での展示会が終わり自宅に帰ってきた。
荷物を整理し終わって、ふと窓の外に目をやると、ヤマボウシがたくさんの白い花をつけていた。
展示会中は作品のことやお客さんのことばかりを考えている毎日だったから、この清々しい白い花を見ることができてなんだか季節を現実に感じられたような気がする。同時にふたつの季節を感じるような。
展示会を終えると、いや展示会中に作品についていろいろと考えさせられ、また違った目線で作品を見ることができそうだ。それもひとつの見方。今日からは、それも踏まえて新しい見方で土をいじる。すぐに元に戻らないように気をつけながら。未来につながる仕事になるように。