おかげさまで我が家のあんずの花が満開になりました!(左の白いのはハクレンです。これも満開!)
淡いピンクですが桜より少し濃いですね。それから枝に沿って花が付いているのがおわかりになるでしょうか?それがあんずの花の特徴だと思います。
嬉しくて眺めているとミツバチの羽音がしているのに気づきました(けっこうすごい音なんですよ、大勢来てますから)ので、近づいてパチり!
顔を近づけてもいっさい気にしないで花から花へと飛び回ってお仕事をしていらっしゃいました。たぶん「ビービー、ことしはおっせーじゃん、ビービー(びーびー、今年は咲くのが遅いですね!おかげでとっても忙しいわ、びーびー)」とか「ビービー、ビービービー、ビービー(びーびー、いっぱい咲いて嬉しいな!わお、こっちの蜜も集めなくっちゃ、びーびー)」とか言いながら額に汗して(?)働いていたんではないかと。
ミツバチと言えば思い出すのが数年前!家の辛夷の木の廻りにミツバチが集団でブンブンと飛び交っていましたので何事か?と思っていましたら、植木屋さんが辛夷の木の幹にうろがあってミツバチの巣があるらしいことに気づいてくれました。で、軽井沢の養蜂園のおじさんに来てもらってうろの中を調べてもらいましたら、6枚の板状の巣が縦に並んでいて蜜がたっぷり付いているのでそれをスズメバチが狙って近づいてくるので兵隊蜂がブンブン飛び交って威嚇をしているのだということがわかりました。「蜂の巣を突ついたような騒ぎ」という表現がありますが、まさにそれを地でいった感じでした。
おじさんは慣れた手付きと慣れた捕虫網さばきと慣れたシュッシュッという煙さばきで簡単にスズメバチを捕獲して(4つぐらいいた!)焼酎(だったかと)の入ったビンに押し込んで騒ぎの元を処理してくれました。
それから蜜たっぷりの板状の巣を次々と箱に納め(嬉しそうでした)、女王蜂の移動をすることで兵隊蜂や働き蜂など蜂の家族全体を一度にごっそりと移動させることを試みていました。
という大騒動を思い出しました。蜂蜜はどうなったかって?どうやら一升瓶ぐらいの収穫があったようですが、小ビンをひとつとアカシアの蜜(透明感があってびっくり!花によって蜜の色や味が全然違うんですね)をいただきましたよ。家のは何の花だったのかな、濃い味でおいしかったです。
うろは、二度と蜂が巣を作らないようにとおじさんの手によって銅板で塞がれました。