成功させたい色があって、釉薬の試作をしている。「セルリアンブルー」のような中間色で、しかも存在感のあるブルーを求めている。
電動ミルで釉薬の入ったボトルをころがしている。このミルは中古をいただいたのだが、一度にたくさん作るわけではないので大変重宝している。 前回のものは流れ過ぎた。今日作ったものは明日焼いてみる。窯出しまで答えは出ないので時間はかかるが、うまくいくことだけを考える。
夕方頭上の高いところからカッコーの中高音の声が聞こえてきた。見上げると、 電線に留まって前のめりの格好で鳴いている。すぐ上では間の手を入れるようにキジバト君が中低音を響かせる。やりとりに夢中になっているか、あるいはまるで音楽を楽しんでいるかのようにも思えた。 最近はアカモズ一家の声は無くなった。代わりに、久しぶりにスズメを見た。