野バラと戦っている。
いつのまにか生えてくる蔓性の小バラだ。しばらく放っておくと、とんでもなく広がっている。放射状に蔓を延ばすからだ。
そしてもちろんあの「トゲ」があるからいろいろな問題にをひき起こすことになる。つまり草取りを困難にする、怪我をする、木に巻き付き枯らす、外す時に枝などを傷つけてしまう、、。
で、結果まるで荒野のようになってしまった庭に「活気」という人間の勝利と前進をもたらすために毎日野バラ退治に挑んでいるわけだ。
これは昨日の画像であるから、今日はこの3倍くらいの高さに積み上げられている。 主にカリンの木がこれにやられ、モモはツルウメモドキにやられていた。ほかの木も蔓性の植物にやられる。 この蔓性の植物たちの生命力はすごいと思う。いつのまにか蔓延る。この「はびこる」という字がすでに蔓ですからね、そのくらいのもんだ。土の中を延びていって仲間を増やしている。退治する作業をしていると蔓の生態(?)がわかってくる。われわれが寝ている間にも彼らは延び続ける。のんきに紅茶をすすっている間にも、だ。 草もそうである。春風を楽しんでいる間に種を飛ばしているのだ。 われわれ人間はなんとたくさんの敵と戦わなければならないのだろうか? 野バラを外したカリンの木にキジバトが留まった。木の下に僕がいるのに、恐れることなく。今までトゲのある植物が占領していたから留まることができなかったのだろうが、今やカリンの木は彼らのテリトリーになった。