「千曲アートコンペ2014」と「千曲デザインコンペ2014」の募集要項やチラシを近くの小中学校に配った。
数年前からコンペの対象は千曲市に限らず、お隣の坂城町や長野市からも募集している。今日は坂城町の教育委員会をはじめ、12校を訪問した。
校長先生と直接お会いしてお話しできた学校もあるが、我々の熱意がどこまで現場の先生方に伝わるかは不安だ。教育委員会の後援はいただいているので一応書類は渡せるのだが、校長あるいは教頭の段階で握りつぶされてしまうケースもあるからだ。事実一昨年は美術部の先生に届かなかった学校もあるのだ。
なので、今回は校長先生に趣旨をできるだけわかり易く説明したり、美術の先生に直接渡したり渡してくれるように事務の先生に依頼したりした。とにかく現場の先生に届かなければ我々の発想や努力はなんにもならないのだから。
それはともかく、山の中の学校を訪問するとほっとするものがある。
敷地が傾斜しているから校庭は一段下りた位置にある。長野県ではよくある風景だ。放課後だからこどもたちが外で遊んでいる。こどもたちに怒られながら一緒に遊んでいる先生もいる。校舎に入るとたくさんのこどもたちがいて、「こんにちは!」と言うと必ず元気な声で返してくれる。 下校途中に制服を目一杯下げた中学男子が女子に一生懸命に話しかけ、「やだ!」と言われている場面にもおじさんは遭遇した。青春だわな。