小学校の先生をなさっていたK先生ですが、今長野市のギャラリーで写真と俳句の個展をなさっています。
学校にお勤めの頃はやきものがお好きで学校の窯でもずいぶん焼いていらしたようです。退職されてからも僕のアトリエでも制作したりあるいは技法について質問されて、とにかく探究心の旺盛な方です。
よく自転車でも来訪されました。ロードレーサーに乗ってるんですよ!ちゃんとそういうヘルメットを被って。けっこうなところまで遠征されたようです。最近はそういうお姿を拝見してないのですが。
僕の個展にもよく来てくれます。話をよく聞いてくれて、よく覚えていてくれて、後でお葉書をくださったりします。よく作品を褒めてくださるので、危ういことをやっている時でもずいぶんと励まされました。今思うと小学校の先生だったからかなあ、と。
で、今回は写真とそれと合わせて感じたことや思いを俳句にしたものを発表なさっています。
信濃毎日新聞に写真と俳句を合わせたものを発表するコーナーがあるのですが、先生はそこに何度か入選掲載されたことがきっかけになってこういう仕事を続けられているのだそうです。
DMに使われた作品です。
この3月で廃線になってしまう長野電鉄屋代線(昔は河東線(かとうせん)と言ってました。)の姿です。鉄男君や鉄子さんにはたまらないでしょうね。僕も何度か乗りました。高校時代のデートでも使いましたナ。
この仕事は先生のライフワークとして定着しているんだなあと感じました。先生のことだから夢中で対象探しをされているんだろうとすぐ想像できます。
残念ですが今日は会えませんでした。開催中に入院なさったからです。早いご快復をお祈りいたします。